編集後記

みなさん、こんにちは。元号が平成から令和になり、ニューヨーク日本総領事館では天皇陛下御即位に伴う祝賀記帳を1日午前9時30分から受け付けを開始 しました。当日は祝日となったため領事業務は休みでしたが記帳のみを受け付け、朝から大勢の在米邦人やイスラエルを始め各国大使らが記帳に訪れていまし た。同州北部から記帳に来たという田村波津枝さんは「平成の長い間、日本の平和の象徴として全身全霊で日本国民と共に寄り添ってきてくださった天皇陛下に 感謝の気持ちと、新しい天皇陛下に、令和の元号にふさわしい美しい日本の未来と平和を願って、2時間半かけて記帳にきた。令和はリスペクトの時代に」と 言っていました。
記帳は今月7日(火)までの平日、午前9時30分から午後4時まで同館広報センター内ギャラリーで記帳台を設置して受け付けて います。筆記用具は記帳台に備え付けてあります。当日、セキュリティー・チェックのために手荷物検査とIDの確認が行われるので、写真付き身分証明書(パ スポートまたは米国発行の運転免許証)を持参する必要があります。手荷物については最小限にするなど混雑緩和に協力を求めています。私も取材のあとで、記 帳してきました。令和という時代が日本にとって、また海外に生きる私たち日本人にとってどんな時代になるのか、メディアの端くれとしては、日本を見守るだ けでなく、日本に対して海外、とりわけ米国の論調をストレートに伝え、また、日本人の考えを週刊NY生活の英語版をもっと活用して米国でJAPAN VOICEを明確に発信していける時代を目指したいと思います。それが、究極、与えられたミッションだと思っています。元号を新たに気持ちを引き締め、精 進したいと思います。それでは、みなさんよい週末を。(「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一)