カヌーでひと回りマンハッタン 航海体験記

 秋晴れの9月20日土曜日の朝8時30分、ブルックリン区グリーンポイントから7人乗り大型カヌー2隻、総勢14名の老若男女がイーストリバーから出航。いよいよ9時間に及ぶ「楽しさと不安」が入り混じった航海がスタートした。

 我が艇のキャプテンはマイケル。彼は船尾でカヌーを操る最も重要なポジション。クルーは他男性3人、女性3人の経験豊かな漕ぎ手の面々。

 今回、上級者ばかりのクルーの中で何故初心者(今年人生初めてカヌー、カヤックに挑戦)の私が幸運にもメンバーに選ばれたのか?

 キャプテンのマイケル曰く、「チャレンジ精神が旺盛でその熱意が伝わった」、「一番最初にツアー参加に応募した事」が評価されたとの事。

 因みにクルー最年長はカナダ生まれのハイジー(名前は可愛いが、実は孫が3人のお婆ちゃん)。少女時代からカヌーに親しみ「体力の衰えは技術でカバー」と鼻歌交じりで艪を漕ぐ姿は正に「柔よく剛を制す」そのもの。かたや「根性と気力」が売りの元体育会部員の私とは正反対。

 コースはイーストリバーを北上、マンハッタン島最北端のインウッドを通過後、ハドソンリバーを南下し、そしてコース最難関マンハッタン最南端へ。潮の流れが速く、各種大型フェリーの往来が激しい正に交通の難所。「自由の女神」を見る暇もなく、全員で掛け声に合わせて必死に漕ぎ続け無事通過。その後、ブルックリン橋の下からはカヌーは潮の流れに上手く乗り、最後はリラックスして無事ゴール。下船後、皆でツアー成功を祝ったビールの味は最高!格別でした。「乾杯!!」

 今年5月に就任したNYジャパニーズレストラン協会の会長職。新米会長は今回の挑戦で「皆をまとめる強いリーダーシップとチームワークの大切さ」、「物事に正面から向き合う強い意志と冷静沈着さ」を改めて学びました。今回の貴重な経験をこれから協会運営に是非生かすべく舵取りに頑張ります。(木下直樹 NYJRA(NYジャパニーズレストラン協会)会長)

▽インフォメーション詳細

North Brooklyn Community Boathouse

http://northbrooklynboatclub.org