郡仙台市長が国連演説

NY宮城県人会が歓迎会

 仙台市の郡和子市長は19日、国連本部で開かれた防災に関する国際行動指針「仙台防災枠組」の中間評価を話し合う首脳級会合で演説した。そのあとニューヨーク日系人会で開催されたニューヨーク宮城県人会と出身母校の東北学院大学同窓生らとの懇談会に出席した。懇談会には、同窓生の大清水良裕NY宮城県人会会長、風の環メモリアルコンサートを主宰する白田正樹代表、作家の旦英夫さん、映画「最後の乗客」を監督した仙台出身の堀江貴さんら30人あまりが郡市長を歓迎した。

 郡市長は「国連議長からの要請だったので緊張しましたが、世界の多くの国と地域の防災担当者が出席されていて、あちこちで仙台防災フォーラムの名前、仙台の名前が何度も出てきて、ああ、皆さん、防災=仙台という名前を良く知っていらっしゃるんだなと思いました。国民の皆様も安全・安心のために頑張っておられるのだと実感しました。合わせてまだ、課題が残っている途上国の皆さんからの話も色々あり、まだ厳しいところもあるのだと感じました。今回は、震災後の2015年に仙台で開催された世界防災国連会議で防災の指針として採択された仙台防災枠組みについて報告しました」と述べ「仙台の取り組みについて発信できたと思っています」と話した。

 また、コロナ禍後の日本での入国規制緩和に伴う国内観光需要の高まりについて「杜の都と言われる仙台は、豊かな自然と都市機能がマッチしたとても素晴らしい町です。この間、さまざまな取り組みを進めていて、観光名所もたくさんありますし、美味しい食べ物、美味しいお酒もあります。そして何より人情が素晴らしいのでぜひ大勢の皆様に宮城・仙台に足を伸ばしていただきたいと思います」と笑顔でPRした。

 NY宮城県人会と東北学院大同窓生たちから歓迎を受ける郡市長(中央)