サーロー節子の不屈の反核人生描く映画「ヒロシマへの誓い」

PBSで26日放送
動画での視聴も可能

 米公共放送(PBS) は5月31日(金)まで、カナダ在住の元被爆者で反核運動のパイオニア、サーロー節子さん(85)の人生を、被爆二世で同映画のプロデューサーである竹内道さんとの出会いと友情を通して描いた2019年製作のドキュメンタリー映画「ヒロシマへの誓い(The Vow From Hiroshima)」」をテレビ用に再編集(56分)して放送している。時間は州や地域によって異なるが、ニューヨーク市を含めた多くの都市では、メモリアルデーウィークエンドに当たる26日(日)午後7時から放送。また、PBS.org および同アプリを通じてビデオ・オン・デマンド(VOD)/ストリーミングでも視聴できる。 

 サーロー節子さんは13歳で被爆、奇跡的に生き残ったが家族と広島女子学院の同級生の多くを失った。以降、カナダや米国、英国、日本で被爆体験を公に語ることで核兵器廃絶を訴えてきた。2017年のノーベル平和賞授賞式での感動的な受賞スピーチは同映画のクライマックスだ。監督は、エミー賞や全米監督協会賞を受賞したベテラン映像作家のスーザン・ストリックラー。日本映画平和賞を受賞。

 全米でテレビ放送する目的について竹内さんは「今年のアカデミー賞を総なめにした『オッペンハイマー』では、核放射性降下物が人間や環境にどれほど壊滅的な影響を与えるかについてほとんど触れていなかった。(テレビ放送で)より多くの米国人に知ってもらうことにより、核廃絶と平和交渉の重要性について意味のある会話のきっかけとなれば。まだこの作品を観ていない日本の方々もぜひ」と話している。詳細はwww.thevowfromhiroshima.com から。