令和の時代 邦人らNY日本総領事館で記帳

  日本で31年間続いた「平成」の時代が終わり、「令和」元年の初日となった5月1日(日本時間午前)、新天皇陛下が126代天皇として即位した。
 御即位に伴い、ニューヨーク日本総領事館では、米国東海岸標準時の1日午前9時30分から祝賀記帳の受け付けを開始した。
 当日は祝日となったため領事業務は休みだったが記帳のみを受け付け、朝から大勢の在米邦人や各国大使らが記帳に訪れた。同州北部から記帳に来たという田村波津枝さんは「平成の長い間、日本の平和の象徴として全身全霊で日本国民と共に寄り添ってきてくださった天皇陛下に感謝の気持ちと、新しい天皇陛下に、令和の元号にふさわしい美しい日本の未来と平和を願って、2時間半かけて記帳にきた」と言う。
 記帳は今月7日(火)までの平日、午前9時30分から午後4時まで同館広報センター内ギャラリーで記帳台を設置して受け付ける。筆記用具は記帳台に備え付けてある。
〈注意事項〉当日、セキュリティー・チェックのために手荷物検査とIDの確認が行われるので、写真付き身分証明書(パスポートまたは米国発行の運転免許証)を持参すること。手荷物については最小限にするなど混雑緩和に協力を求めている。