北海道で羊と暮らし羊と作る服NYに

NYファッションウイークに参加する

逸見吏佳さん

 北海道美深町で10頭の羊と暮らしながら、草木染めでフェルト服を作っている逸見吏佳(へんみ・りか)さんが12日(日)、ニューヨークファッションウィークで羊毛ファッションをランウエーで発表する。

 「昨年、バンクーバーファッションウィーク参加後にニューヨークファッションウィークの主催者から案内のメールをいただき、興味を持ちました。私たちの暮らしとは真逆の世界一の都会ニューヨークで、繋がりを見出したいです」と話す。

 逸見さんは札幌市の出身だが2004年に羊のいる風景に憧れ移住した土地で、羊牧場の羊毛が毎年大量に捨てられることを知り、廃棄する羊毛を使ったものづくりを思いついた。

 まず羊毛をフェルト化する方法でルームシューズづくりをスタートした。その後、薄い生地に羊毛を載せる布フェルトで、縫製することなく無駄なく作りあげる洋服作りを発案。身近な植物で草木染めするなど、周囲の環境に調和したものづくりを目指している。コンセプトは「生きている服」。そこには命として感じられるような愛が溢れる服を作りたいという思いがある。ロングコートやショールカラーは、縫い目がなく、一体化しているウエアで、「見た目の良さだけではなく羽織った時の心地よさがあります」という。ブランド名は「粗清草堂」(soseisodo)。

 羊と暮らしながら、草木染めでフェルト服を作っているというスローライフなクリエーターが生み出すファッション。12日正午最先端NYのランウエーでスポットライトを浴びる。

(三浦良一記者、写真は本人提供)

12日にNYでランウエー

 ランウエーショーは12日(日)正午、西26丁目601番地、カノエ・スタジオ(Canoe Studio )で。主催はFlying Solo。問い合わせはEメールsoseisoudou@gmail.com

ウェブサイトhttps://www.soseisoudou.jp/