日本のお米をPR 

全米輸がNYで主催

日本米と加州米コラボも

 日本を代表する品目団体「全米輸(日本産米・加工品輸出促進会)」主催の「The Japan Rice Selection 2026」が8月31日、マンハッタンのメトロポリタンパビリオンで開催された。

(写真上)日本米と加州米をブレンドしたチャーハンについて説明する片山さん(右)

 これは業界関係者、プロフェッショナル向けのイベントで、精米品、冷凍シャリ、冷凍寿司など日本の最新技術を駆使した商品の数々や最新技術パックライス、米菓、日本酒、調理器具などが紹介された。当日は17社の企業がブースを構え、さまざまな商品を来場者が試食した。

 全米輸の細田浩之専務理事の挨拶に続き、午前と午後に米マイスターの片山真一氏による日本産米とカリフォルニア産米ブレンディングによるメニューの価値を高める新提案のデモンストレーションとプレゼンテーションが行われた。

 片山さんは「カリフォルニア米に日本米を30%混ぜることで、カリフォルニア米だけで作った炒飯の味を格段に美味しくできます」と壇上でアピールした。

 片山さんの指導により、日本国内の焼肉店や定食屋では売上が大幅に向上した事例が多数ある。メニューに合わせたお米の炊き方、選び方、洗い方など、細やかな指導によってペアリング効果が生まれ、満足度が大幅に向上したことがその要因。ミシュラン星付きの寿司店でも米の監修をしており、米の構造を深く理解し、保水膜をしっかりと保った「外剛内軟」で、のど越し日本産米の新たな可能性を見出すイベントに多くのレストラン関係者、食品業者が詰めかけた。

 会場では、北海道北斗市に本社を置く明治25年創業の吉田屋が、赤酢、梅酢、定番のシャリ玉を紹介。業務用厨房機器総合メーカーのアイホーが、大量のお米が炊けるSHARIPROでおにぎりブームに乗った進出を狙う。対馬水産は穴子を使った寿司の展開を模索、金寿司が小売、ホテルの需要を見込んだこだわりの冷凍寿司を紹介した。