今年訪れるべきレストラン100店

NY州はわずか3店

 ローカルビジネスのレビューサイトyelpは、11年目となる恒例の「訪れるべき米国内のレストラン100店」を発表し、ニューヨーク州内では3店が選ばれた。創設20年の同サイトは、消費者が主にオンラインでコメントや情報を発信するユーザー作成コンテンツが基になっており、同リストは、良質なレビューアーと認定されたイェルプ・エリートとローカルビジネスの事業主たちが投稿を審査して作成している。今年のトレンドとして、定番を芸術的に創作した麺料理、植物性由来(プラントベース)などを使った新たなラテン料理、韓国フュージョン料理、ランキング上位を占めているサンベルト(アリゾナ、フロリダ、テキサス州)地帯のレストランをあげている。

 NY州内で最高位だったのは47位のミッドタウンの四川料理店「チリ」、次いで69位のナイアガラ郡ロックポートのメキシコ料理店「マニート・タコ・ショップ」、91位の西部エリー郡アマーストのベトナム料理店「アンチ・ア・ラ・カルテ」だった。ランキング1位は、地元の旬の野菜や果物を使っていることが評価されたアリゾナ州ツーソンのビーガン・メキシコ料理店「Tumerico」、2位は行列が絶えないミズーリ州セントルイスのラーメン店「麺屋塁」だった。ランキングの詳細はyelp.comを参照する。