この連載は、日本語を勉強している人を読者対象としたコーナーです。日本文化やマナー、タイムリーな日本に関する話題などを簡単な日本語で毎月第3週号に掲載します。アメリカ人の友人などにご案内ください。また、漢字をまだ習っていないお子様にとっても社会を知り、漢字に接するよい機会になります。

おすしをたのしもう
おすしは一口で食べるのが基本です。おはしを使ってもいいですが、カウンター席では手で食べる人も多く、マナー違反ではありません。
しょうゆは、ごはんではなく、魚の身に少しだけつけます。
わさびは、しょうゆにとかさず、魚の身の上に少しのせて食べます。苦手な人は、
「わさびなしでお願いします」と伝えましょう。
すしに添えてあるガリは、口の中をさっぱりさせるために食べます。
また、日本のすし店では、どんなおすしを出すかを職人に任せる「おまかせ」というスタイルがあります。その日仕入れた魚や季節に合わせた味を楽しむことができます。
(長久保美奈、マナー講師)
わくわくことわざ(17)
文とイラスト 平田恵子
千里の道も一歩から
「どんなに大きな目標であっても、まずは一歩を踏み出すことからすべてが始まる」という教えです。千里の「里」は、昔の距離の単位で約4km
(2・5マイル)ですが、ここでは遥か遠い道のりのこと。今できる小さな努力を続けて行く大切さを、納得させてくれることわざです。日本では1月は新年の始まりであり、新しい挑戦を始めるにはベストタイミング!「心配ご無用。源氏物語を読むことも、千里の道も一歩から。最初は英訳サイトを見て内容を理解してからでもOKよ」などと使います。
《言葉の意味(ことばのいみ)》
・おはし:chopsticks
・カウンター席:counter seat
・わさび:wasabi
・ガリ:pickled ginger
・おまかせ:omakase / chef’s choice
・教え lesson
・努力 effort
・「千里の道も一歩から」と同じ意味の英語のことわざ Every journey begins with a single step.
・英訳サイトEnglish translation site( example/The Tale of Genji)

