賀詞名刺交換会を開催

NY総領事館主催・日系3団体共催で

 ニューヨーク日本総領事館主催、日系3団体共催による新年賀詞名刺交換会が20日開催された。例年会場となる日本クラブが現在移転中のため、西44丁目のペンシルベニア大学クラブで開催され、100人余りの参加者で賑わった。

 緊急公務のため欠席となった片平聡大使の代理で間瀬博幸首席領事が年頭の挨拶を行った。片平大使一家が年越しの瞬間をセントラルパークでミッドナイトランを見ながら迎え、今年NYシティマラソン出場を決意したことも紹介した。ベネズエラ情勢の緊迫化で幕を開けた新年は、地政学的なリスク、不確実性が高まりつつある中、強固な日米関係は揺るぎない柱であり、国際秩序の安定に不可欠の存在となっていると述べ、その重要性を胸に刻み、未来に向けて一層の努力を続けていかなくてはならないと述べた。

 またニューヨーク総領事館は、3つの大切な使命を持っており、在留邦人の安全と安心を守り抜くこと、日本企業の活動を力強く支えること、人と人との絆を深め、理想的な日米関係を重層的に築くこと。その3つ目のシンボルが5月9日、土曜日に開催される第5回ジャパンパレードだ。ニューヨークの街並みに彩りを添える恒例行事としてニューヨーカーに認識されることを切に願っている。2026年はさまざまな意味で節目の年。米国建国250周年、同時多発テロから25年、32年ぶりにサッカーワールド大会がニューヨークに戻ってくる。これらは日米の絆をさらに深め、未来を共に切り開く絶好の機会と考えていると挨拶した。

 松井透NY商工会議所(JCCI)会頭は、昨年1月20日に第二次トランプ政権が発足、年明け早々ベネズエラの大統領拘束、イランの反政府デモという世界が緊迫化している中で、日系社会がこうして一堂に会し新年を祝えることができて嬉しい。昨年は関税政策に翻弄された面があるが日本政府関係者の尽力により一旦落ち着きを見せており、日米関係も非常に良好だと感じている。日米ビジネスの連携も増しており、この1年は非常に良い年になるのではないかという予感と期待をしている。今年はスポーツも含めて明るいニュースがたくさんあるのではないかと思って、この1年に臨んでいる。今年は干支が丙午。丙は太陽の明るさや情熱、午は走る馬の力強さやスピードを象徴すると言われるように、経済の中心地であるNYで日本を明るく元気づけたい。

 為田耕太郎日本クラブ会長は、現在行われている日本クラブの移転について、単に場所が変わるということではなく、日本クラブが新しい章、チャプターに入るということだと述べた。ニューヨークというダイナミックな街において、今後50年、100年という組織を作り直していく基盤を構築していく重要なタイミングだと語った。

 佐藤貢司NY日系人会会長は、世界が極めてチャレンジングな年明けとなったと前置きしながら、ニューヨーク日系人会は、年間を通してさまざまなプログラム、敬老会、東日本大震災メモリアル、スカラシップ奨学金授与、親睦ゴルフ大会、外務大臣杯野球大会、ヘルスケアイベント、ジャパンパレード参加、シティーフィールドでのジャパンナイト協賛などの活動を今年も行っていくと語り総領事館、日系企業のサポートによって支えられていることに感謝の意を表した。

(写真)乾杯する左から間瀬首席領事、佐藤会長、為田会長、松井会頭