札幌出身で、全米チャンピオンのバルーンアーティスト、神宮エミが11日、自身のアートファッションブランド「EMIJINGU」の最新コレクションをニューヨーク・ファッションウィークで発表した。
テーマは「DIVERSITY(多様性)〜ひとりひとりが持つ唯一無二の色と輝き〜」。永遠には残らない“バルーン”という素材を通して、障がいや病と共に生きるモデルたちの“今この瞬間に宿る命の輝き”を表現した作品の数々が、ランウェイを彩った。片腕のモデル、義足のモデル、車椅子に乗ったモデルが次々とランウェイを堂々と進む。
起用されたモデルたちは、さまざまな特性と背景を持つ9人。社会的マイノリティの身体と、その内に秘めた感情や生きる力を、神宮エミは繊細かつ力強いバルーンアートに昇華させた。
ニューヨークでのショーは2018年以来7年ぶり。コロナ禍・闘病(難病もやもや病)・出産といった自身の経験から生まれたこのコンセプトは、今この時代にこそ届けたいメッセージだという。 (写真・三浦良一)

