編集後記
みなさん、こんにちは。日本の力士たちによる「相撲」と「日本の食文化である寿司」を紹介するイベント「SUMO+SUSHI(相撲+寿司)」イベントがニューヨーク市ブルックリンのネイビーヤードにあるダガル・グリーンハウスで13日から15日まで開催されました。日本の国技である相撲と寿司とをセットににした文化紹介型イベントで、ホストは日本相撲界のレジェンド、小錦八十吉さん(62)。イベントは1,100人余り満席を動員する大盛況となりました。
冒頭は、小錦さんの相撲英語解説により、会場中央の特設土俵で力士たちが、押し出し、上手投げ、寄り切りなど84種類ある相撲技の代表的な必勝技や、禁じ手を実演披露したほか、相撲部屋でのまた割など日常の稽古方法が紹介され、相撲文化の歴史を丁寧に紹介しました。出演した力士6人は全員、プロ相撲経験を持ち、日本から来日しました。
小錦さんの初土俵は1982年7月場所。最高位は東大関。優勝は幕内最高優勝3回、十両優勝2回、序二段優勝1回、序の口優勝1回。殊勲賞4回、敢闘賞5回、技能賞1回。97年11月に引退。ハワイからやって来た若者が、200キロを超える巨体から放つ圧倒的なパワーで番付を駆け上がり、横綱・大関も吹っ飛ばす大活躍をした名力士です。
小錦さんは「私は日本と相撲のおかげで今の人生を送ることができて感謝している。だからこそ、相撲が世界中で正しく理解されるようにすることに情熱を注いでいる。これが私の使命であり、残りの人生を日本に、大相撲を代表することに捧げたい。エンターテインメント王国の米国で相撲は、番付で言えばまだまだ序の口。教育を交えたエンターテインメントは他にはないので今やっていることを少しずつ前に進めていきたい」と語ってくれました。
「自分にできることをコツコツとやっていくだけ」という彼のひたむきなキャラクターは変わらず、きっとこれからも変わらないでしょう。SOMOがアメリカのエンターテインメントの世界で小錦さんが言う「序の口」からどこまで番付を上げていけるのか、アメリカで見守っていきたいと思いました。今週号3面に記事と写真で紹介しています。それでは、みなさんよい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)
