143社が参加
日本食品の対米輸出拡大

マンハッタンのメトロポリタンパビリオンで19日開催された「ジャパニーズ・フード&レストラン・エキスポ2026」には143社が参加した。主催したNY共同貿易は、今年創業100周年を迎えた。日系の食品商社、酒関連取引先からの花輪がずらりと並んだ会場で、大畑正敏社長は「米国経済が物価高や人手不足に悩む中でも、米国における日本食の裾野は広がっており、拡大基調は続いている。この傾向はこれからも何十年も続くと見ている。レストラン関係者や食品関連産業の需要にこれからの100年も応えていきたい」と抱負を述べた。
同社は1926年に創業した日本食総合卸売企業で、日本食材、日本酒、シェフ向け調理器具などを輸入、卸売し、米国の日本食フードサービス業界で重要な役割を果たし、「Bringing the Flavors of Japan to the People of the World」をモットーに、寿司や日本酒の普及、レストラン向けソリューション提供など、日本食文化の国際化に貢献している。開会式でニューヨーク日本総領事館の大本祐一領事、ジェトロNY事務所の桐山伸夫所長が来賓としてそれぞれ100周年を迎えた同社に祝辞を述べた。ジェトロの桐山伸夫所長によると昨年の日本の農林水産物・食品の輸出額は、前年比12・8%増の1兆7005億円となり、13年連続で過去最高を更新。うち、米国向け輸出額は2762億円と前年比13・7%増となり、2年連続で最大の輸出先。また、2026年の1月から7月までの輸出実績は、前年同期比11%増の1兆423億円、米国向けは18・1%増の1907億円となっており、中でも緑茶は78%増、ブリが72%増と、70%以上の増加を見せており、日本食ブームが堅調に推移していることを裏付けている。



