SEX AND THE CITY舞台をモデルにした部屋

民泊サービスで人気沸騰

 ニューヨークを代表するドラマのひとつ、セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)をモデルに民泊サービスのエアービーエヌビー(Airbnb)がドラマ主人公のキャリーの部屋を完璧に再現して貸し出した。11月12日と13日の2日間、放送開始からの23年間に因み一泊23ドルで貸し出す。なお宿泊料はすべてハーレム・スタジオ美術館に寄付される。残念ながら既に予約受付は終了したが、宿泊者にはキャリーを演じたサラ・ジェシカ・パーカー本人からバーチャルでの挨拶、ドラマオープニングで着用されたチュチュなどの彼女のお気に入りの服たちや靴が詰め込まれたクローゼットの鑑賞とドレスアップも可能。

 アイコンカクテル「コスモポリタン」を飲みながら、パソコンに向かって物思いにふけったり、2000年代のコードレス電話で友人とおしゃべりを楽しむことができる。1998年にNYの30代のリアルな恋愛事情コラムを原作としてスタートした同ドラマ、50代になってより複雑になった人生や友情の現実の舵取りが描かれる続編の最新作「And Just Like That…」はHBO Maxから12月に配信予定だ。  (佐久間)