日本ブランドを米国市場に DECO BOKO NY NOW

 日本のブランドと米国のバイヤーを繋ぐ展示会「DECO BOKO(デコボコ)」が、3日から5日までニューヨークのジェイコブ・ジャビッツ・コンベンション・センターで開催された米国最大規模のギフト・雑貨展示会「NY NOWサマー2025」に展示ブースを出展した。

 同展示ブースは、2017年に立ち上げたノース・レーン・インターナショナル(本社ニューヨーク、徳重真梨子代表)が「アメリカでまだ無名のブランドでも、アメリカ流のマーケティングを駆使し進出を実現する」ことを目的に2021年から実施している。今年5回目で、今回は31ブランドが展示された。

電子レンジ対応土鍋も

 神奈川県は、古くからモノづくりで栄え、伝統工芸品に加え現代的なアイテムを数多く製造。毎日異なる漢字に出会えるカレンダー「Koyomi」、寄木細工「TEGAMI」などで和の魅力をアピール。横浜のブースは、電子レンジ対応の土鍋など個性的なアイテムを展開。

 鳥取県で連綿と受け継がれてきた匠の技が光る逸品で、エージェントによるグループ展示は3つ。「COCORO STORE」は鳥取県に特化し、伝統的な玩具の復活・再生に取り組む「YANAGIYA REPRODUCT」や、独創的な椅子で定評のある「Junsei FUJIMOTO」を紹介。

 また石川県の食器ブランド「ARAS」、手仕事で芸術的なガラス製品をつくる「Hirota Glass」のほか、「PICUS」、「Craft Design Technology」、「Happa Stand」といった厳選ブランドが並んだ。

 1873年創業・日本を代表する靴メーカーの「moonstar」は、単独ブランドで箸の「STYLE OF JAPAN」、「moonstar」、100%天然ヒノキで作られたプロダクトを手がけ、森林浴の癒しを体感できる「shin rin yoku」を出品。

 DECO BOKOの大きな特徴について徳重さんは「ここに来ればデザイン性の高い新しい日本ブランドが見つかるというバイヤーからの信頼と豊富な実績」と言う。「今回は初めて出店者のネットワーキングイベントとバイヤーズディスカッションを実施して好評だった」とそうだ。会場からはトランプ関税がどう影響するのかについて質問が出て、バイヤー側からは商品価格に上乗せするのではなく,予め価格に含んで定価をつけてもらった方が購入に抵抗が少ないという声があったという。