富山県をNYでPR   新田知事が来米

自然や食の魅力を紹介

 ニューヨーク総領事の片平大使公邸で13日、富山県のPRレセプション「The Blessings of 13,000ft」が開催された(富山県、在NY日本国総領事館の共催)。このイベントは、富山県の豊かな自然、食、歴史と伝統、文化など富山県の多彩な魅力を発信し、訪日外国人の誘客を強化することを目的とするもの。

(写真上)南砺市の伝統工芸である井波彫刻職人の木彫刻作品制作のデモンストレーション

 当日は、新田八朗富山県知事によるプレゼンテーションのほか、伝統工芸の井波彫刻の実演、富山の県産食材を使ったオリジナルメニューの提供等が行われた。富山県議会議長の武田慎一さんの挨拶で乾杯し、来場者たちは「富富富(ふふふ)」県産米を使ったおにぎりや寿司、山元醸造のはとむぎ味噌を使ったハマチはとむぎ味噌幽庵焼き、ホタルイカの沖漬け、大門そうめんや日本酒を楽しんだ。

左から片平大使、新田富山県知事、武田県議会議長

  同県の富山市は今年、ニューヨーク・タイムズ紙「2025年に行くべき52か所」に選定されたことを受けて5月にNYで開催されたジャパンパレードに招待され、藤井裕久市長らが市のPRを行った。今回はそれに続いて富山県知事が来米して富山県全体の自然や食の魅力を旅行関連業者や報道関係者を招いて観光地としての魅力をトップセールスした。

 会場では、富山県南西部(南砺市)にあり、世界遺産に登録されている五箇山の合掌造り集落や黒部ルート峡谷、立山山麓スキー場など富山の名所をスライドを使って紹介した。

 会場では、南砺市の伝統工芸である井波彫刻の職人、花嶋一作さんが木彫刻作品制作のデモンストレーションを行った。招待客として来場していたメトロポリタン美術館の日本アート部門工芸作品専門の学芸員、モニカ・ビンチクさん=写真上=は、日本間の天井などに施された「欄間」の彫刻展示を見て「初めて実物の彫刻彫り制作の実演を見ました。とても興味深いですね」と見入っていた。