グリニッジ・ビレッジの西8丁目が10日、正式に「ジミ・ヘンドリックス・ウエィ」と命名された。
天才ギタリストの故ジミ・ヘンドリックスは1968年、同地に収録スタジオ「エレクトリック・レイディ・スタジオズ」創設計画を立てたが、開設の2か月前に本人は27歳で死去した。運営危機をも乗り越え、同スタジオではパティ・スミスやスティービー・ワンダー、デヴィッド・ボウイ、ローリング・ストーンズを含む著名アーティストたちが名曲を生み出した。NY市ディストリクト2を代表するハーベイ・エスペインNY市議会議員は、ヘンドリックスの偉業と音楽業界に対する貢献を称え、同一角を「ジミ・ヘンドリックス・ウエィ」と命名する法案を提出した。同時にヘンドリックスの遺族が経営する事務所エクスペリエンス・ヘンドリックスは同法案を支援する署名運動を行い、NY市議会の承認に至った。
ストリート名掲示の当日は、朝から式典会場の西8丁目と6番街の角に多くのファンたちが集結し、エスペイン同議員が司会を務めた式典には、NY州議会議員、マンハッタン区長、音楽関係者たちが出席し、故人への思いや思い出を伝えた。同イニシアチブは同時に、ミュージシャンのスティーヴン・ヴァン・ザント、ボノ、ジャクソン・ブラウン、ブルース・スプリングスティーンそして映画監督のマーティン・スコセッシが設立した音楽を通して若者の生活向上を支援する非営利団体ティーチロックと提携し、NY市内の学校に音楽やポップカルチャー、歴史や言語など500以上の無料カリキュラムを提供する。なかにはヘンドリックスのR&Bとブルースのルーツ、ロックミュージックに与えた革新的な影響、ライブパフォーマンスを学ぶ中高生を対象にした科目「ジミ・ヘンドリックス:ロックの先駆的なイノベーター、影響的なギタリスト」もある。

