事業内容などを発表
東京都の女性ベンチャー支援プログラム「APT Women」(小池都知事支援)で10人の女性起業家が1月20日から31日までニューヨークで研修し、そのピッチイベントが29日、SGR法律事務所NYオフィスで開催された。10日間の研修成果やベンチャー事業の紹介を米国側関係者たちを招いて行い、イベント後は交流会も開催された。ニューヨーク総領事の片平聡大使も来場し、10人のプレゼンテーションを最初から最後まで聞いた。
堀汐里さんは、AIを活用した営業メッセージ支援システム「SalesTailor」 の開発・提供を紹介した。菅原沙耶さんは、訪日観光客ファミリー向けに日本文化を伝えるチャイルドコンシェルジュサービス「Parent Time」を運営している活動を発表した。
森本彩加さんは、コーチングをベースにした20〜30代女性向けライフキャリアデザインプログラムを提供。中村瞳さんは、最短30分から30分単位で利用できる家事代行サービスの米国での将来的進出に意欲を見せた。稲本彩さんは、革新的なスマートジュエリー 「RIVETRING」で「美とテクノロジーの融合」というビジョンと新しい価値をモアサナイトを通じて提供していることをアピール。仲琴舞貴さんは、ヒマラヤ生まれのプレミアムピーナッツバターを世界中の食卓へと届けたいとPRした。
三嘴香澄さんは自らの肌のトラブルの克服ストーリーを披露しながら敏感年齢肌をサポートするスキンケアD2Cブランド『klarm(クラーム)』を紹介した。山脇有紗さんは、着物の技術と芸術を活かした、伝統を再定義する職人発ラグジュアリーアパレルブランド『ALISA有紗』の米国展開への期待感を語った。
山口奈々さんは、世界初の連続式水熱反応プラントにより、未利用資源から機能性物質等の抽出、アップサイクルする技術の商用化を目指す取り組みを解説した。小島幸代さんは、暮らしに循環を根づかせる体験型アップサイクルサービス『Rinne.bar』を展開。使い捨ての価値観や孤立しがちな日常を楽しく前向きに変化させる提案をした。
プレゼンテーションを聞いたアントレプレナーら米国人審査員たちからは「もっと詳しく知りたい、米国でぜひ展開して欲しい」など激励のコメントが相次いだ。片平大使は「非常にどれも面白かったです。特に子育てに関心があったので、いくつかのテーマは本当に自分にとってはストライクゾーンでした」と感想を語った。また今回10人は1月27日夕には、インフルエンサーのセレブ、青木恵子さんの五番街の自宅に招かれ、世界で活躍する女性実業家になるための心得などアドバイスを受けた。 (三浦良一記者、写真も)

