戦後日本美術を代表する前衛芸術家のひとり、篠原有司男はネオ・ダダイズム・オルガナイザーズのメンバーとして1960年代の日本美術界に決定的な影響を与え、69年以降はニューヨークのポストモダンアートシーンに身を置きながら活動を展開。本展では 会期中に94歳を迎える篠原がGOCAギャラリー開館1周年を記念し て 制 作 し た 新 作 《 Black on White 》(2025 )を中 心 に、 「ボクシング・ペインティング」シリーズおよび彫刻作品を展示している。

妻の乃り子(72)は、自身の半生を投影した「キューティー&ブリー」シリーズで知られる画家・版画家。本展では、近年の新作・近作を通じて、日常と記憶、個人的経験とフィクションが交差する表現空間を提示。
息子の篠原アレックス空海(52)は都市の廃材やストリートカルチャーの感覚を取り入れ、具象と物語性を併せ持つ絵画・彫刻を制作。両親から受け継いだ表現の系譜を背景にしながらも、現代的なスピード感とエネルギーを宿した作品を展開する。2月19日(木)まで。

