ニューヨーク近代美術館(MoMA:西53丁目11番地)主催、第22回国際映画保存フェスティバルが、2月2日(月)まで開催されている。米国初上映となる作品や、公開当時の状態に近づけるべく入念に修復された作品が選出され、世界初公開となる作品も多く含む。
(写真上)Photo : Valerio Greco

1月31日(土)午後2時から上映される1日限定プログラム「遊び心〜アマチュア、アニメーター、前衛たち(At Play—Amateurs, Animators, and Avant-Gardes)」は、NY大学オーファン・フィルム・シンポジウムとMoMAによる共同企画で、日本アニメーションの源流とも言える「日本の紙フィルム」が公開される。ダン・ストライブル(オーファン・シンポジウム創設ディレクター)、エリック・フェイデン教授(映画研究家・バックネル大学)=写真右=等によるプレトークがあり、「日本の紙フィルム」本編は、木村伶香能(箏)と玉木光(チェロ)によるデュオ夢乃=写真左=の生演奏と共に上映される。
紙フィルムは1930年代、日本の数社の製造会社によって、家庭上映用映画としてセルロイドの代わりに紙製のフィルムを用いて製作された。2019年、フェイデン教授は劣化しつつある紙フィルムの保存プロジェクトを発足、フィルムのデジタル保存とその研究に努めてきた。この上映会では90年近くにわたり、上映されていなかった紙フィルムの貴重な作品群を公開する。
入場料は一般30ドル、シニア22ドル、学生17ドル、16歳以下は無料(チケットは1月24日から発売)。
詳細はウェブサイト https://www.moma.org/calendar/events/11139を参照する。


