生誕100周年シリーズ、9月11日から
ジャパン・ソサエティー(JS)舞台公演部は2025年秋から26年初夏・新シーズンのラインナップを発表した。9月から12月にかけては「三島由紀夫・生誕100周年シリーズ(英題:Yukio Mishima Centennial Series: Emergences)」と題し、三島由紀夫に関連した舞台公演シリーズを開催する。戦後の日本を代表する作家であり、文芸や美学から政治思想に至るまで日本と世界に強烈なインパクトを残した三島は、誕生から今年で100年を迎える。文学界、演劇界、映画界とさまざまなジャンルで活躍した三島の功績を俯瞰しつつ、彼が次世代に与えた影響だけではなく、彼自身に影響を与えた日本の伝統美まで、舞台芸術という切り口から三島の世界を見直す。また、同シリーズの一環として、三島に関する文学トークや三島作品を原作とした映画の上映会も行われる。


シリーズの幕開けは9月11日から20日まで、演劇作品『KINKAKUJI』の世界初演。海外からの評価も高い代表作『金閣寺』(1957年出版)を、日米演劇界の架け橋として長く活躍する在NYのレオン・インガルスラッド(SITIカンパニー共同創立者)と、実験劇場からブロードウエーや映画までこなす韓国系アメリカ人俳優、メジャー・クルダが共同で翻案。三島の原作から再構築した新たなテキストを軸に、インガルスラッドの演出、クルダの独演にて、詩的な一人芝居として上演する。

また、人気美術作家の塩田千春が同作の舞台美術を担当する。JSギャラリーでは9月12日から来年1月11日まで、塩田のNYでの美術館初個展となる「Two Home Countries」を開催する。チケット・詳細はウェブサイトhttps://japansociety.org/performing-arts/を参照。

