新しい日本文化、カーネギーホール公演

殺陣と大正着物ドレス

 音楽やパフォーマンスなど、日本の文化を通じて、日米文化交流、世界平和と文化の向上への貢献を目指すチャリティーイベント「ニュー・ジャパン」が2月20日午後、カーネギーホールのワイルリサイタルホールで開催された。(写真:フィナーレでステージに揃い、観客の拍手に応える出演者(写真・三浦良一))

 ピアノ演奏、殺陣のパフォーマンス、踊り、華麗な大正着物ドレスファッションショーが披露された。出演は、佐々木浩平、是藤華恵、石井寛子、菅原一真、横山知佳、塚原裕二(舞流・演出)、渡瀬剣士郎、ATz、羅希阿丸、蒼井悠、魁多聞、KiN、YaM@you5組11人が舞台を披露し、満場の拍手を受けた。特に3年前の三原綱木のカーネギー出演以来3年ぶりに来米し、再びカーネギーの舞台でピアノ演奏した佐々木浩平に大歓声が沸いた。同イベントのプロデューサーの谷脇有香もステージで挨拶した。

公演後、観客のニューヨーカーと歓談する出演者たち

 特別ゲストとして出演予定だったアニソン歌手で声優の松本梨香さんが日本で新型コロナウイルスの濃厚接触者となり急遽渡航をキャンセルしたが、松本さんが音声メッセージで事情を伝え、再度の来米を誓って1曲会場で『ポケットモンスター』の主題歌が流されると子供たちに笑顔が戻った。司会を務めたNY在住のシンガータレントのコウヘイも「上を向いて歩こう」に続いてドラゴンボールZ」 のCHA-LA HEAD-CHA-LAを熱唱し、観客席と一体になり会場を大いに盛り上げた。