編集後記 2022年9月10日号

みなさん、こんにちは。ニューヨーク市の治安悪化に伴い、市はヘルズキッチンの一部を含むタイムズスクエアの公共施設や商業地区での銃の持ち込みを禁止する措置を8月31日に発表しました。同地域は、昨年11月に来米した秋篠宮家の長女で元皇族の眞子さんと小室圭さん夫妻が住むアパートに隣接しているエリア。治安悪化の中で、もし眞子さん夫妻が事件や事故に巻き込まれたらどうなるのでしょうか。皇室を離れ、一般人となった身分のため、表立った要人警護はなされていないとされますが、実態はどうなのでしょうか、誰に聞いても分からず、一切明らかにはされていません。そんな中で、ニューヨークで発足した自警防犯組織ガーディアン・エンジェルスがウエストサイドやヘルズキッチンの巡回パトロールを強化するとこのほど発表しました。同組織の日本代表で、30年前にNYで隊長を務めた小田啓二さん(50)が、同組織のトップであるカーティス・スリワ代表に治安悪化地区のほぼ中心部に日本の元プリンセスが住んでいると伝えたところ、アパート近辺をパトロール地区に含めることを決めて5日、小田さんの案内で一帯を視察しました(本紙今週号1面に記事)。NY市の防犯NPOが、眞子さんの自宅周辺の巡回パトロールを関係者として公言するのは初めて。現在隊員は200人。担当班は眞子さんの顔写真のコピーを持ちパトロールするそうです。ニューヨークでは、誰もが知らないふりをする眞子さん夫妻の話題。見るにみかねての登場でしょうか。小田さんは「事件が起こってからでは取り返しがつかない。我々は自主的に活動する米国のボランティア組織で日本の税金を使うわけではないのでどこからも文句は来ないでしょう。所轄の警察とも関係は良好です」と話していました。眞子さん夫婦が「週刊NY生活」を読んでいるとは思えませんが、知れば少しは安心でしょうか。なんだか心強い話ですね。小田さんとガーディアン・エンジェルス頑張れ。それでは、みなさん、よい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)