佐渡祭をNYで開催

鬼太鼓ビルに響く
ハンター大で文化交流公演

 新潟県佐渡ヶ島に500年以上の歴史を持つ伝統的な鬼太鼓、篠笛、鬼の舞を披露する佐渡祭ワールドツアー2019のニューヨーク公演が6日夜、ハンター・カレッジで開催された。それに先駆け、同日昼には、マンハッタンのミッドタウン49丁目5番街近くで佐渡祭をアピールする鬼太鼓が披露され、昼時の街ゆくニューヨーカーたちが足を止めて聞き入った。
 「佐渡祭」は昨年ドイツ、イタリア、フランスを巡るヨーロッパツアーを成功させ、ニューヨーク公演は2017年以来2度目。「鬼太鼓」は佐渡に今も約126の団体がある。2020年にはドバイ公演を予定している。佐渡祭ワールドツアー実行委員長の相田忠明さんは「江戸時代から500年の歴史を持つ鬼太鼓を通して、日本の伝統の和の文化を伝えたい」と話す。