日本の伝統芸能 ジャパンビレッジで春祭り

長崎検番や阿波踊り披露

 ブルックリンにある日本文化発信の複合商業施設のジャパンビレッジで10 日、春祭りが開催された。このイベントでは、鹿児島県の奄美地方や沖縄の民謡、高知県のよさこい踊り、長崎県から「長崎検番」など各地の伝統芸能を披露した。 

(写真上・植山慎太郎)

(写真・西村純)

 阿波踊りニューヨーク連のメンバーら総勢40人がステージに登場し、迫力ある華やかな踊りを展開した。今回は日本から「阿波おどり振興協会」も参加し本場の阿波踊りを披露。ワークショップも行い、ニューヨーカーと一緒にステージ上や観客席で来場者と一緒に踊り大いに盛り上がった。 

 そして、後半にはこの日のメインイベントである「長崎検番」が登場。イベント途中で小雨が降り出しいったん進行が中断するというアクシデントが発生したが、その後、天候が回復し続行。待ち侘びた大勢の観客を前に満を辞して長崎検番が登壇した。長崎は今年1月に発表されたニューヨーク・タイムズ紙の「2026年に行くべき52か所」に選出され話題を呼んでおり、長崎県は現地ニューヨークで長崎観光の魅力を発信することを目的にこの日のイベントに特別出演した。芸妓衆6人が「長崎音頭」「長崎ぶらぶら節」などの演目で芸者踊りを生演奏で披露した。 

 出演した長崎検番の会長で芸妓の立方、梅喜久(うめぎく)さんは「雨で心配しましたが、無事ニューヨーカーに踊りを紹介できて安心しました。ニューヨークの皆さんは賑やかでノリがよくてとても良かったです。実際に長崎を訪れ本場のお座敷で芸妓の伝統文化をゆっくり体験してほしい」と語った。