企業や個人115人
ベネフィット晩さん会企業や個人115人
ベネフィット
ニューヨークの日系社会で駆け込み寺として知られる日米ソーシャルサービス(JASSI)の第44回ベネフィット晩餐会がイエールクラブで開催され、115人が参加した。同団体はニューヨークで、言語や文化の違いから支援を必要としている人へ無料で福祉サービスを提供している非営利団体で、生活に困り果てた時の最後のセーフティーネット、駆け込み寺として機能し、来年は45周年を迎える。
(写真上)地域リーダーシップアワードを望月理事長(右端)から受ける鈴木氏(中央)
昨年7月から今年6月までに1317人に対して計8586件のコンタクトをして電話、メール、対面でのサービスを提供した。当日はビデオで認知症の日系高齢女性がNY地下鉄構内で警察に保護されたケースで、JASSIの介入により日本の妹と連絡が取れて帰国し、高齢者施設に無事入ることができた事例が紹介された。
晩餐会翌日に離任するニューヨーク総領事の森美樹夫大使が、間瀬博幸首席領事の代読により感謝の言葉を伝えた。理事長の望月良子さんは、日系社会の日頃の支援に感謝の言葉を述べると同時にJASSIの現在の8割以上の基金がニューヨーク州およびニューヨーク市からの助成金で成り立っている現状を説明し、現在の政治情勢からニューヨーク州、ニューヨーク市への連邦政府からの予算削減により、今後州や市からJASSIへの助成金が減ることが予想されるとし、企業や個人からの献金がさらに重要になる」と述べた。また、本紙に「今後財務上厳しくなっていくと思うが、何があってもセーフティーネットとしての役割を果たすためにホットラインのサービスは守り抜くつもり」と話した。今年の地域リーダーシップアワードは、JASSIの広報誌を最大時4000部の印刷と発送の資金を提供してきたKPMGに贈られ、元パートナーの鈴木康三さんに望月理事長から感謝の盾が贈呈された。当日の参加者は、ラッフルや、ゲストのニューヨークで活躍する日本人ジャズトリオJazz Triangle 65-77の演奏を楽しんだ。 演奏は、深沢晴奈 (フルート)、山本章弘 (ベース)、’金澤悠人 (ギター小田村愁の代理)。
第44回ベネフィット晩餐会のスポンサーは次の通り。シティケアファミリープラクティス、三菱UFJ
銀行、米国三井物産、ジャパン・ビレッジ、サンライズマート、KPMG、ハミルトン・マジソン・ハウス、北米伊藤園、米国日本人医師会、JCCファンド、NY日本商工会議所、桑山内藤慈善基金、JASSI友の会。



