10月4日号 編集後記  2025

 編集後記

  みなさん、こんにちは。1975年にニューヨークにおける寿司専門店の第1号としてマンハッタン48丁目のマジソン街と五番街の間に開店した竹寿司。その後、グランドセントラル駅に近いパークアベニューに移転して、81年から96年まで高度経済成長の波に乗って海外進出した日本企業の活況とバブル経済でニューヨークに一大寿司ブームが巻き起こり、その看板店として一世を風靡しました。その栄華は、共同経営した松本紘宇さん(故人)の著書『ニューヨーク竹寿司物語』(朝日新聞社・刊)に詳しい。21年の歴史に1度はピリオドを打ったが、オーナーのロビン川田さん(78)が同店復活を決意してクイーンズのサニーサイド(クイーンズ大通り4131番地、電話347-601-4141)で看板を掲げ、最後は喫茶店のコーナーを借りてまで寿司を握り続けました。川田さん、長い間ご苦労様でした。今後は寿司職人を引退して大手食品会社のコンサルタントとしてもう少し経験を活かしてお仕事をされるそうです。昨日、お寿司一人前を握っていただきました。ウニが入って44ドルでした。今時良心的なお値段だと思います。今月5日(日)が最後の営業となります。今週号5面で紹介しています。それでは、みなさんよい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)