ジャパン・ソサエティー年次晩餐会盛大に

 ジャパン・ソサエティー(NY、ジョシュア・W・ウォーカー理事長)は14日夕、2023年度の年次晩餐会をニューヨーク市内42丁目のチプリアーニで開催した。日米関係に携わるビジネス、学術、文化各界から700人が参加した。基調講演ではモルガン・スタンレー会長兼最高経営責任者(CEO)ジェームズ・P・ゴーマン氏と株式会社三菱UFJ銀行特別顧問平野信行氏を招き、ジャパン・ソサエティー会長メリット・E・ジャノウ(コロンビア大学国際公共政策大学院名誉学長、国際経済法・国際関係学教授)との対談形式で両企業グループの戦略的提携について話した。10年以上前から始まった提携関係について将来の日米間の機会創出や影響について語った。

(写真)日米政財界・文化界から700人余りが参加した年次晩餐会(14日夜、42丁目のチプリアーニで)© Daphne Youree

モルガン・スタンレーとMUFGパートナーシップ

 今年のジャパン・ソサエティー賞は、モルガン・スタンレーと三菱UFJファイナンシャル・グループ(MUFG)のパートナーシップに加え、アンテナデザインの共同設立者でありパートナーである宇田川信学氏に授与された。宇田川氏は、NY市民の生活に多大な影響を与えた日本人デザイナーで、今回その功績に対して賞を授与した。同氏は、ニューヨークの地下鉄車両、自動券売機をデザインし、公共情報端末LinkNYCは、アンテナデザインの公共空間デザインポートフォリオの一つで、何百人ものニューヨーカーの日常の一部となっている。日本とニューヨークの関係に深みを与えたこの功績に対して、キュレーター、作家、現代デザイン評論家であるアレキサンドラ・カニングハム・キャメロン氏が同賞を贈呈した。当日の司会は元テレビキャスターの久保純子さんが務めた。基調講演は日本で同時に開催されていたブレックファーストイベントにもライブ配信された。特別ゲストにピアニストのミチ・ヒラタ・ノース氏が紹介、出席者が総立ちで拍手を送った。

JS賞を受ける宇田川さん