防犯対策の新型改札 NY地下鉄ゲートに登場

 都市交通局(MTA)は、複数の地下鉄駅で試験導入している3種類の新型改札機について、設置場所によって異なるものの、運賃不正乗車を20〜70%削減できたと発表した。MTA建設開発局のキャシー・リー副局長は3月25日の理事会において、20の駅で実施されている新型改札機の試験導入プログラムに関する最新情報を報告した。この新型改札機は運賃不正乗車を防止し、身体の不自由な乗客の通行を容易にし、乗降時の待ち時間を短縮することを目的としている。

 リー氏が提示したデータは3月16日の週に7つの駅から収集されたものだが、具体的な駅名や、そこでどのモデルが試験導入されたかについては明らかにされなかった。MTA建設開発部門のジェイミー・トーレス=スプリンガー社長は、試験運用結果に偏りが生じないよう、同局がデータを匿名化したと述べた。MTAが「駅1」とした、不正乗車率が最も大きく低下した駅では、不正乗車率が15・1%から4・6%へと70%減少した。デザインはそれぞれ異なるが、3つの最新型改札機モデルはいずれも、乗客がOMNYリーダーで料金を支払うとガラス扉が開き、通過してから数秒後に閉じる仕組みを採用している。

(写真)無賃乗車防止のための対策が施された新型の改札口(3月31日、地下鉄6番線23丁目駅で本紙撮影)