高級和食店の味を自宅で再現する

プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)

元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (46)

鈴木料理長

 元小野寺の寿司シェフ、鈴木一成(かずしげ)料理長(35)に、今回は、サワラの味噌幽庵焼き、トリュフ香るだし巻き卵、しめ鯖のガリ紫蘇巻きの3品を作ってもらいました。一花は、寿司のおまかせが1人500ドルのお店なので、今回の料理も食べればとっても高価なお品書きに違いありません。自宅で頑張ってみましょう。


 一花 icca  

20 Warren St. New York, NY 10007

 (646) 649-3415

exploretock.com


■サワラの味噌幽庵焼き

味噌に浸したサワラはラップに包んで
1時間ほど冷蔵庫に置いて漬け込む

 煮切ってアルコールを飛ばした酒と味醂に醤油、白味噌をそれぞれ1対1で同じ量で漬け味噌を作る。それにサワラの切り身をラップにぴったり巻いて冷蔵庫で1時間冷やして漬け込んだあと、ペーパータオルで軽く、切り身についた味噌を拭き取り、家庭で魚焼き器を使って焼く場合は、下にアルミを一度くちゃくちゃにして、魚とアルミの間に空間を作って焼くようにすると魚がアルミにこびりつかない状態で、綺麗に取り出せる。


■トリュフ香るだし巻き卵

 卵は薄く焼き6、7回卵を入れて焦げないように油を敷いて重ねていく。

【材料】A 

トリュフオイル 30グラム

卵黄        1個

【材料】B

生卵       3個

出汁    100cc

砂糖     12グラム

薄口醤油   6グラム

味醂     10グラム

作り方

卵黄にトリュフオイルを混ぜて冷蔵庫で10分ほど冷やしておく。

材料Bを全て混ぜて、ホイッパーでかき混ぜ、卵が完全に溶けるまでホイップしてマヨネーズ状態になるまでにする。そこに、冷やしていたトリュフ卵黄を少しずつ加えて混ぜていく。卵焼き用のフライパンに油を敷きながら、焦げないように薄めの卵焼きを何層にも作るよう流し込んでいく。木の板などでグッと押さえて形を整える。木の板がない場合は大きいフライ返しなどでも代用できる。コツはペーパータオルで油をこまめに敷いて焦げ付かないうようにすること。6〜7回これを繰り返す。約1・5センチ幅に切って皿に盛り付ける。大根おろしなどを添えると美味しさが倍増する。


■しめ鯖のガリ紫蘇巻き

シャリの代わりにしめざばでガリ、紫蘇、ネギを巻く

【材料】

しめ鯖

紫蘇の葉

ガリ(寿司の生姜)

チャイブ(ねぎ)

海苔

作り方

 市販のガリを細切れに刻む。しめ鯖を薄く切る。海苔の上に切ったサバを交互に敷き詰めていく。その上に紫蘇、ガリ、チャイブを乗せて、手でくるくると巻いていく。すのこなどは必要なく、海苔巻きのような1回転でもなく、そのまま渦巻き上に巻いていく。1本できたら真ん中を切って、さらに3等分、6個ができる。シャリの部分にしめ鯖を使ったおつまみ。簡単にできて美味しく、酒の肴にぴったりだ。