大江千里NYライブ 満員御礼2日間

 ジャズピアニストの大江千里が9月19日と20日、恒例のバードランドでのスペシャルライブを開催した。

 ゲストのローレン・キンハンとの出会いは4枚目のシーラ・ジョーダンに捧げるジャズボーカルアルバム「アンサージュライ」でコラボをしたのが最初。残念ながらシーラはこの夏に亡くなったが、彼女がジョン・ヘンドリックス作詞、大江千里作曲でこのアルバムで歌った曲を今回はローレンがリスペクトと愛を込めて熱唱した。ローレンの娘で歌手のエラ・マルカスも登壇して歌う一幕もあった。 

 公演は往年のロドニー・フランクリン の「ザ・グルーヴ(The Groove )」を彷彿させる大江のジャズピアノのメロディーに会場はまろやかな熱気に包まれた。大江は「多くのミュージックラバーのお客様に囲まれて暖かな気持ちで演奏することができました。演奏しながら、さまざまなアイデアが湧いてきて、その片鱗を演奏の中でさっそく試し、またメンバーが別のアイデアを投げ返してくれ、夢中でスリリングな音楽コミュニケーションでした。いらしてくださったみなさま、本当にありがとうございました」と演奏後に語った。 (写真・三浦良一)