日本クラブで海の日芸術祭、福島から

東日本震災から10年を迎えて
オープニングにミッキー吉野

 日本クラブWEBギャラリー企画展「東日本大震災から10年を迎えて〜震災を超えて、福島から世界へ 〜海の日芸術祭より」が、3月5日(金)から31日(水)まで開催される。(協賛・ニューヨーク日本商工会議所基金)

 震災では津波による大きな被害を受けたが、人々が生きて行くために欠かせない海を愛し、敬意を表し、共生を求める現代芸術家たちが、震災前の福島の豊かな海への感謝と津波の犠牲者に対する鎮魂の思いを込めて制作した作品の数々を紹介する。

 出展作家は、遠藤由紀子、長谷川裕美、星章寛、五十嵐君枝、石田美穂、石黒喜子、小林弥生、こうごみつる、黒川雅子、黒木昭衣、ムラカズユキ、生田目満夫、大橋美保、岡本真美、岡本順子、清水のぶ子、鳥飼規世、塚田洋子、渡辺永子、山田絵美子、吉田江里、吉田真梨子、吉田成寿、吉野祥江、ユキ・ヒロの25人。

ミッキー吉野

 バーチャル・オープニングレセプションは3月5日(金)午後7時から、出展作家に震災への思いと作品について話を聞く。また、ゲストとして音楽家でゴダイゴのリーダー、ミッキー吉野氏が「ガンダーラ」などのヒット曲を演奏する。先着500人。視聴無料だが要申し込み。希望者は登録サイトhttps://us02web.zoom.us/webinar/register/から申し込む。

(写真)左・「凪」 五十嵐 君枝、右・「輪違屋 如月太夫」 黒川 雅子