︎編集後記
みなさん、こんにちは。マーベル・コミックスのスーパーヒーロー「スパイダーマン」扮するピーター・パーカーを記念し、クイーンズ区フォレスト・ヒルズの1ブロックが12日、公式に「スパイダーマン・ウエー」(イングラム・ストリートとアスカン・アベニュー交差点)と命名されました(4面に掲載)。
1989年の同コミックを読むと、ピーターが同居するメイ叔母さんの住所はイングラム・ストリート20番地であることが分かります。同計画はNY州議会のサム・バーガー下院議員が支援を表明し、リン・シュルマンNY市議会議委員の支持を得て、7月30日執行の103か所のNY市内の通りや公共広場を命名するNY市法の1か所として認められました。「ピーター・パーカーはタワマンに住む億万長者でもなければ、宇宙から降りてきたエイリアンでもない。彼は宿題もあれば支払いも家族問題も抱えるクイーンズ在住の普通の男子で、『助けられない』と言い訳はできるのに、必ず現場に現れる」と関係者は式典で称賛したそうです。
式典には行けませんでしたが、そのスパイダーマン通りの道路標識の写真を撮りに行ってきました。フォレストヒルズ駅からASCAN Avenue をガーデンの中に向かってアルファベット順に通り名がある、I (アイ)の交差点の1プロックがその舞台です。実は今から30年ほど前に、このブロックから2ブロック離れた「K」ではじまるケッセルという通りの小さな借家に私は住んでいたことがあり、このイングラム通りの前を毎日通って通勤していたのでとても懐かしく思いました。あまり昔と変わっていませんでした。ニューヨークは、アメコミの舞台が多く、1950年代の初代スーパーマンが着替えて飛び出す新聞社のデイリープラネットは、1980年台半ばに読売アメリカのオフィスがあった現在の五番街500番地のビルでしたし、街中には、警部ディック・トレーシーの無線を受けて走る日系の山田警部が走った6番街のタクシー乗り場もヒルトンホテル前に未だ健在です。
「ニューヨークの朝はコーヒーで始まる」というコピーは 1960年代のネスカフェ(現在のネスレ)の日本のテレビコマーシャルでしたが、朝日の人影が長くなるともう11月。来週のハロウイン、月末のサンクスギビング、年末のクリスマスまでといきなりホリデーシーズンです。来週は新聞休刊週のため1週お休みをいただき、11月7日号からまたここでお目にかかります。それではみなさん良い週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)
