編集後記
みなさん、こんにちは。外務省は8月28日、令和7年度外務大臣表彰の受賞者を発表しました。今年度表彰されるのは、173個人、58団体。内訳は、国内在住受賞者18個人、7団体。海外在住受賞者155個人、51団体。ニューヨークでは、団体としてニューヨーク市立大学ハンター校日本語・日本文化科が受賞しました。功績概要は米国における日本語・日本文化教育の推進です(今週号4人面に記事掲載。
同大学に最初の日本語クラスができたのは1996年。一昨年日本語日本文化科として語学学科が新設されました。今年1月現在初級261人、中級154人、上級25人、選択小目(食文化、語用論、講師養成)30人の計470人が登録しています。マーヤン・バルカン日本語日本文化科長のクラスは日本語を学び始めて2年と2か月、5学期目 (上級レベル1)の学生を担当し、授業では古川明代副科長と共に本紙・週刊NY生活で昨年9月から始まった企画記事「週刊やさしいにほんご生活」で授業をしたこともあります。
内容は、日本食のマナーや敬語の使い方、「七転び八起き」という日本に古くからある「ことわざ」に関するもので、授業の中でわかりやすく解説されました。記事の文字は少し大きい活字を使い、漢字には全てふりがなをつけています。日本語を学ぶ学生が、ひらがなでGoogle翻訳に入力すると英語の意味がわかるからです。
海外で日本語を学ぶ人たちに新聞を通してより日本文化に接してもらいたいという本紙の企画が、大学教育の現場でも使われ、今回こうして同大学が外務大臣表彰という名誉ある表彰を受けたことにも少しでもお役に立てたとしたら大変嬉しく思います。
外務大臣表彰は、多くの人々が国際関係のさまざまな分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。同大には近く、ニューヨーク日本総領事館から外務大臣表彰の賞状が伝達されます。それでは、みなさんよい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)
