編集後記 2月12日号

編集後記

 ホークル・ニューヨーク州知事は10日(木)から、ビジネスでの屋内業務でマスク着用義務を解除すると発表しました。学校でのマスク継続は現在摂取率60%の5歳から11歳までの児童のワクチン接種動向を見極めながら3月までは継続を見込むとしています。またニュージャージー州のフィリップ・マーフィー州知事は7日、学校職員と生徒のマスク着用義務を3月7日に解除すると発表しました。ただしマスク着用を強く望む地区については引き続き着用義務を認めるなど段階的に行うそうで、感染者が再び急増した場合はマスク義務を復活させるとのこと。米疾病対策センター(CDC)は7日、世界各地の新型コロナウイルスの感染状況に基づいて毎週更新する渡航警戒レベルのリストで、日本を含む136か国・地域が最大の「レベル4」になったと発表しており、米国内での感染ピークが見え始めてマスク着用義務が徐々に解除される一方、渡航警戒レベルの引き上げはどんどん積み上げられて今や、世界の半数以上の国と地域がレベル4の最高警戒状況と拡散しています。ニューヨークでは下水から新たな変異種も見つかるなど、ワクチンを追加接種しながらコロナ禍を生きていくニューノーマルの時代がそこまできているようです。PCR検査で陽性となった人も知り合いの中から結構いるようになり、もう誰がどこで感染してもおかしくない状況になっているようです。最近は、取材先からPCRの検査結果を求められることも多くなり、私もそのたびに会社の近くのテント検査所に走りラピッドテストを受けてます。15分後には結果が来ますが、毎回ドキドキします。外に出たり、地下鉄にも電車にも頻繁に乗る私が感染しないのが不思議なくらいです。ワクチンのおかげなんでしょうねきっと。