ジャズ奏者のロン・カーター氏に旭日小綬章を伝達

 令和3年(2021年)秋の叙勲において、旭日小綬章を受章したロン・カーター氏への叙勲伝達式が14日、ニューヨーク総領事公邸で行われた。カーター氏は、米国の誇るジャズ・ベース奏者であると同時に、2度のグラミー賞(最優秀インストゥルメンタル・コンポジション賞(昭和63年)及び最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞(平成7年))に輝くなど、世界的にも知名度の高い芸術家。同人は、多くの日本の音楽家との共演、当館主催の東日本大震災10周年事業での演奏披露、教育者としての日本人音楽家の育成等の活動を通じ、ジャズを日本の音楽界に普及させ、日米文化交流を促進し、日米間の友好関係強化に大きく貢献した。

(写真)山野内大使(右)から勲章と賞状を手渡されるカーター氏(14日夕、大使公邸で)