在日米国大使館のビザ特別措置、眞子さん来米時期と重なる

 在日米国大使館が今年9月21日から12月31日までの期間限定で学生(F1とM1)および交換交流プログラム(研修・インターンシップ)の新規ビザ(査証)申請と更新手続きで、通常は必要とされる面接を免除し、申請書の郵送だけでビザの申請をすることができる暫定的な特別措置が現在も施行されている。

 申請資格は、日本国籍を有する者、日本に滞在していること、学生ビザ(F、Mまたは一部のJビザ(中高生、大学生、教授、研究者、短期滞在学者、専門家に限る)を申請する者となっている。

 小室圭さんと10月26日に結婚した眞子さんが入籍後約3週間という異例の早さでビザを取得し、今月14日にはニューヨークに降り立てたのもこの特別措置があったからとみられる。在日米国大使館と領事館のサイトに「重要なお知らせ」として郵送申請の特別措置がアナウンスされている。米国向けのビザの発給は全世界共通ではなく、各国の米国大使館が裁量権を持って独自の方法を取っている。今回の期間限定特別緩和措置は、日本の米国大使館のみで実施、その理由については明らかにしていない。

 NYの移民専門の加藤恵子弁護士は「眞子さんが複雑性PTSDで大使館員との面接により精神的な負担をかけないようにという米国大使館の計らいとも考えられる」と話す。11月8日から米国はワクチン接種を条件に海外からの来米者を受け入れているが、それまでは英国、アイルランド、ヨーロッパ諸国、中国、インドなどの米国大使館では各種ビザの発行は停止していた。日本だけが9月から学生ビザの発行を行っている。加藤弁護士の言うことが正しければ、眞子さんの来米のための米国ビザ取得は、事前に「超法規的な」お膳立てをされていたことになる。在日米国大使館は23日、本紙の取材に対し、「プライバシーの問題のためコメントはしない」と回答した。

眞子さんの短期査証取得、在日米国大使館がコメント

「プライバシーの問題につきコメントできない」

 在日米国大使館に学生ビザ手続きの特別措置と眞子さんが短期でビザを取得して渡米できたことの関係性を問う11月22日付の本紙のeメールでの質問に、東京の在日米国大使館は翌23日次のように回答した。

【質問】

My name is Ryoichi Miura, Japanese journalist in New York. I have a question;  Could you tell me the reason why US special application for F -1,M-1 and J visa started September  21 to December 31 was set to be  postal mail apply only and without interview process?   Former Princess Mako-sama came to New York on November 14th after got married in just three weeks before, so did US embassy prepared for the Mako-sama go abroad to US with this special short term process? Please send me your reply as soon as possible.

【米国大使館の回答】

Dear Miura-san,

We have received your inquiry.  For privacy reasons, the U.S. Department of State does not comment on specific visa applications.  Thank you for your understanding.

Best regards,

The U.S. Embassy in Tokyo

(原文まま)

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