手作り石鹸に挑戦

大人の教養講座

あめお氏がセミナーで解説

 ニューヨーク日系人会(JAA)で9月と10月に開催された第15回秋のヘルスフェア(共催・NY日系人会JAA、邦人・日系人高齢者問題協議会、邦人支援ネットワーク、後援・ニューヨーク日本総領事館)のプログラムで、日本で活躍する有名講師がYOU TUBE で講演を配信する「大人の教養講座シリーズ特別講座編」(企画・NY日系ライオンズクラブ、講師派遣・マイベストプロ、協力・マイイベントUSA)が公開された。

 今週は「石鹸は食と同じなり! お家のキッチンで無添加の手作り石鹸作りませんか?」(講師・手作り石鹸講師、あめお氏)の講演内容を紹介する。

【使用するもの】オリーブオイルやアボカドオイル、ヒマシオイルなど液体状のソフトオイル、パームオイル、パーム核オイル、固形のハードオイル、苛性ソーダ、薬局で購入できる精製水、エッセンシャルオイル。

【用意する装備】エプロン、ゴム手袋、マスク、メガネ、ボウルを2つ。ゴムベラ、スプーン、泡立て器、電子スケール(計量器)など。

 固形油、ハード油をまぜ、別のボウルに精製水を冷やす。ハードオイルを湯煎にかけて溶かし、ソフトオイル、苛性ソーダを計り、合体するやり方などを動画で紹介した。目安は55度くらいまで上昇する程度に。苛性ソーダは劇薬なので取り扱いに注意を。最終的には40度くらいに調整する。オイル39度、苛性ソーダ水41度。15分ほどかき混ぜ、エッセンシャルオイルで香をつける。型に流し込み、別の器で竹炭のペーストを作り、置いておいた生地に注ぐ。ラップをしてタオルに包んで1日寝かせて、型からはずしてカットして4週間寝かせると石鹸として使えるようになる。1か月の間に苛性ソーダのアルカリと油の脂肪酸が化学反応を起こして石鹸になる。脂肪酸の組み合わせで石鹸の使用感が変わる。石鹸は肌の上から摂取する食のようなものとレシピを組んで自分なりの料理を作る楽しみを紹介した。詳細は https://mbp-japan.com/tokyo/ciaosoap/