小室さん帰国、眞子さまと結婚へ

新婚NY生活

 秋篠宮家の長女眞子さま(29)と婚約が内定している小室圭さん(29)が27日午後、日本に一時帰国した。帰国は2018年8月のニューヨーク留学の出発以来、約3年ぶり。新型コロナウイルス対策で2週間の待機期間の後、眞子さまと再会する。記者会見が検討されており、自治体への婚姻届は今年10月にも出される予定という。年内に結婚式が行われ、その後二人はニューヨークに住まわれる予定だ。

 小室さんは26日午前11時30分頃、マスコミを避けるためかケネディ国際空港の出発ロビーではなく到着ロビーに車で到着。出迎えた空港職員らとともに一般通用口から空港ビル内に入ると、関係者以外の立ち入り禁止のドアに入った。その後、警官を含む空港職員に囲まれながらセキュリティーチェックに向かい、成田直行の日航機に搭乗した。

 飛行機は時間より30分ほど遅れて出発した。航空機の便の現在位置などがリアルタイムで追跡できるサイト「フライトレーダー24」では午後2時頃、小室さんが搭乗したとみられる日航機の追跡者が4000人を超えるなど、この日の検索1位となった。27日午後3時20分過ぎ、成田空港に到着した。成田空港で小室さんは取材陣に軽く一礼をした。その後、横浜市内の自宅へ向かった。

 宮内庁は結婚の日程などを正式発表する準備を進めている。結納に当たる「納采の儀」などの儀式を行わない見通し。眞子さまは、女性皇族が結婚により皇室を離れる際、支給される一時金は、辞退されるという。皇室経済法に規定され、約1億5000万円が上限だが、額を決める皇室経済会議は開催しない。戦後の女性皇族の結婚で初の不支給となる。眞子様は皇籍離脱して宮邸を出られ、一般人となる。小室さんと渡米するため、パスポート取得などの手続きを進められるという。

 小室さんはマンハッタンにあるフォーダム大学ロースクールを今年5月に修了し、7月に同州の弁護士資格の試験を受けた。合否は12月中旬までに発表される。マンハッタンの6番街49丁目に本部のあるローウェンスタイン・サンドラ法律事務所に就職が決まり、眞子さまと一緒にニューヨークで生活される予定だ。すでに小室さんのプロフィールが同法律事務所のホームページに掲載されている。同事務所は350人以上の弁護士が所属し、ニューヨークを拠点としカリフォルニアやワシントンDCなど米国内に計5か所の拠点がある大手。ウェブサイトにはすでにLaw Clark(弁護士助手)という肩書きで小室さんの名前がある。

 眞子さまは今上天皇の姪にあたる。眞子さまと小室さんは東京の国際基督教大学の同級生で、2017年9月に結婚の意向を発表。しかし小室さんの母親の借金問題など小室家の不安定な経済状態が報じられ、2018年2月に宮内庁が一連の結婚行事延期を発表する事態となった。その後、小室さんはニューヨークに留学した。

 海外メディアではAPなどが小室さんの一時帰国を報じた。ロイターは「物議を醸す結婚で、一時金を受け取らないことを決める」などと報道した。

(写真右)眞子さま(2015年撮影)
(写真左)就職先の法律事務所に掲載された小室さんの社員紹介プロフィール