海洋航海の歴史、NYで乗船公開

サウスストリート・シーポート

 マンハッタンのサウスストリート・シーポートのビア17に係留されている大型帆船ウェイバーツリー号が5日、乗船公開を再開した。1885年に英国で建造された同船は、インドと英国とを結ぶ貨物船として使われ、1910年に引退、マストを下ろした。1967年にブエノスアイレスで米国人によって発見されニューヨークのサウスストリート博物館が買い上げた。1500万ドルを投じスタッテンアイランドの修理工場で修復工事が行われ、2015年に船上博物館として公開された。今年の春から新型コロナウイルスの感染拡大により閉鎖されていたが、12日、19日、26日は無料で乗船ができる。

 チケットは日時指定の完全予約制。最寄りの地下鉄は1番線のフルトン駅下車徒歩5分。詳細はウェブサイトwww.seaportmuseum.orgを参照する。