ハワイ・マウイ島災害救済基金設立

NY日系人会寄付受け付け開始

オンラインと小切手で

 ニューヨーク日系人会(JAA、佐藤貢司会長)は、ハワイ・マウイ島災害救済基金を設立し8月22日、日系社会からの支援を呼びかけた。佐藤会長は「8月8日に発生したハワイ州マウイ島ラハイナ地域の火災では、現在までに114人の死者と2200の建物が消失されました。ラハイナにはハワイ王の宮殿があり、ハワイ王国のサトウキビ畑の労働者として150人の日本人がオアフ島へ渡り、その一部がマウイ島に渡ったと言われています。その年が明治元年1868年だったことから、一行を『元年者』と呼び、その子孫の方々が日系人コミュニティを作り、そこにはラハイナ浄土院もあり、今回火災で焼失しました。先駆者が築いた日系コミュニティも大きな被害に遭いましたので、被災した地域の復興を支援するために、JAAマウイ島災害救援基金を設立しました。ご支援お願い申し上げます。被災された皆様の速い復興とお亡くなりになりました方々のご冥福をお祈り申し上げます」と語っている。オンラインでの寄付は https://jaany.org/donate-new/ 

 小切手による寄付は、氏名、住所、金額を明記し、小切手の宛先を「Maui Relief Fund」としてJapanese American Association of New York, Inc., 49 West 45th Street, 5th Floor, New York, NY 10036. へ郵送する。所定書式入手や問い合わせは電話 212・840・6942。