原爆の日に平和祈る

戦争のない世界NYから発信

国連教会で5日

 宗派を超えて世界平和活動を行うNY平和ファウンデーション(中垣顕実会長)は5日(金)午後6時から国連チャーチセンターで招待客と出演者のみの平和式典「第29回インターフェイス平和の集い=広島・長崎原爆犠牲者追悼(77周年)並びに閉鎖祈念」を行う。一般にはオンラインでの参加を呼びかけている。

 原爆で犠牲になった命、さまざまな戦争で失われた命に敬意を表し、毎年、広島原爆投下のNY時間8月5日、午後7時15分(日本時間、8月6日、午前8時15分)に合わせて行っている。式典を通して、原爆、戦争の過去を振り返る中、再び同じ悲劇を起こさないよう、内外の平和を祈念し、全ての命を大切にする「核兵器のない」平和な社会の構築のメッセージを発信する。当日は、式典に長崎市の田上富久市長とエリック・アダムス・ニューヨーク市長がインパーソンで出席する。 

 式典では、超宗教の祈念仏教、キリスト教、ヒンズー教、イスラム教、被爆者の体験談(森本ウエスト富子さん)、広島市長のメッセージ、パーフォーマンスは、ひろしま平和文化大使・原田真二、ソプラノ・服部愛生、歌舞伎役者・中村橋吾、ダンサー・杉山奈穂子が参加する。バーチャル広島原爆資料館ツアー(西前拓)。広島の原爆投下同時間に合わせ平和の鐘を鳴らす。オンライン:Zoom ID: 824 9809 7126 Passcode: 220806、フェイスブック・ライブ:facebook.com/HeiwaPRF