旅客機内に2段ベッド登場

 ニュージーランド航空は現在、足を伸ばして寝られるスリーピングポッド「スカイネスト」を機内エコノミークラスに6つ、試験的に配置している。乗客はプレミアムエコノミーとエコノミークラスの間に配置された2列3段ベッドでの4時間枠を予約でき、体を伸ばして寝ることができる。ベッドには枕、寝具、耳栓、読書灯、USBポート、換気口があり、寝具は衛生を保つためにセッションごとに交換される。

 同社の広報担当者は「一般的な睡眠サイクルは約90分なので、4時間の予約枠で体をほぐし、眠りにつき、目を覚ませる」と述べている。このスリーピングポッドは、2024年に就航予定の新型機ボーイング787ドリームライナーに搭載される予定。超長距離の17時間フライトで利用できるようになる。