NY市6月上旬に経済再開

クオモNY州知事は25日会見し、昨日、昨5月24日の総入院者数は4348人と4日連続5000人を下回り(42日連続減少)、一日の入院者数(直近3日間平均)も減少し6日連続300人を下回った。また同日の死者数は96人と2日ぶりに100人を下回ったと発表した。知事は、前日、ウエストチェスター、ロックランド郡を含むミッドハドソンは26日(火)に再開可能となり、ロングアイランドは、このまま死者数が減少すれば27日(水)に再開可能となると発表している。ロングアイランドにおける第一段階の再開に向け、MTAはロングアイランド鉄道(LIRR)において利用者を守るための措置をとる。MTAは、既に鉄道車両とバスを毎日消毒しているが、LIRRについて利用者が他者との距離を確保できるよう、一便あたりの車両数を増やす予定。また、公共交通機関の利用時のマスク着用は義務であることを再度周知したいと強調した。
デブラシオNY市長は23日に、市は6月上旬までに第1フレーズの業種につい経済を再開を開始する方針であることを既に発表しており、月内から来月上旬にかけてニューヨークでも順次経済再開の扉が開かれ始めそうだ。具体的な開始日時は月内もしくは来月上旬早々にも公表の予定。第1フレーズは建設業、製造業、農業、小売業などがまずは条件付きでオープンになる。