日本から食の楽しみ、NY出店を目指して

 ラーメン激選区のニューヨークに日本からの出店を希望する人気店が17、18日の週末、マンハッタンの9番街56丁目で開催されたジャパンフェストに参加した。ラーメンStyleジャンクストーリー(大阪)、ラーメン楓(東京)、鬼そば藤谷(東京)お笑い芸人 へいたくちゃんの店、自家製麺ほうきぼし(東京)、炊込物語のしまる(横浜)、れだん(大阪)、JTRRD CAFE(大阪)の各店。
 ラーメンStyleジャンクストーリー(井川真宏社長)は大阪に直営4店舗を構える有名店。こだわり抜いた塩ラーメン「塩のキラメキ」が自慢の一品。4月のラーメンコンテストにも出店し、ジャパンフェス初の2か月連続の出店=写真=。
 井川社長は「日本文化である出汁を感じられるラーメンで、ニューヨーカーのお腹と心を満足していただけるように魂を込めて作りました。ニューヨーク出店を目指します」と語る。美味しそうに食べるニューヨーカーに「オー、アイム・ハッピー」と笑顔で接客。
 ラーメン楓(かえで)は
北海道旭川市出身の魚崎浩敏社長が関東に4店舗を構える北海道ラーメン店。「味噌ラーメンで勝負、高温に熱した中華鍋で炒める、楓独自の調理法で1回1回、味の微調整をしながら心をこめて提供しています」と話す魚崎社長。朝から30丁目界隈のコリアンタウンにスパイスを買い出しに行き、歩いて来たと言う。