80年代ローラースケートDISCO

ロックフェラセンター

 ロックフェラー・センターを所有する不動産投資会社ティッシュマン・スパイヤーが、NYの冬の風物詩のひとつである同センターのアイススケート場を今月15日からローラースケート場として営業している。 

 同社は、家族が1979〜81年にロサンゼルスで一世を風靡した伝説のローラースケート・ディスコ「フリッパーズ・ローラー・ブギー・パレス」を経営していたモデルのリバティ・ロスさんと提携し、同センターとしては1940年以来初めて、ローラースケート場復活が実現することになった。

 同ディスコは、かつてディスコとして運営していたブロードウエー劇場に因み「スタジオ54オン・ウィールズ」としても知られた。プリンスやシェール、エルトン・ジョン、ロビン・ウィリアムズなど多くのセレブたちが常連だったが、建築許可の問題でわずか2年で閉店した。 

 同ローラースケート場のデザインは、ファッションショー・プロデューサーのアレクサンドル・ドゥ・ベタック氏に依頼した。DJブースを設置しディスコ音楽で来場者を盛り上げるほか、ローラースケートのレッスンも提供し、コンサートなどのイベントも予定している。営業時間は月曜〜水曜は午前10時〜午後10時、木曜・金曜は午前10時〜深夜零時、土曜は午前8時〜深夜零時、日曜は午前8時〜午後10時。料金はひとり20ドルで、事前予約が必要。詳細はflippers.worldを参照する。10月まで営業予定。