NYから日本へ週1便

全日空の成田直行便のみに

 ニューヨーク日本総領事館は18日、翌4月19日よりニューヨークから日本への直行便は原則として 全日空(ANA)の週1便のみとなると発表した。同館では「日本への渡航をご検討されている方はご留意ください」と注意を促している。

 それによると、日本航空は、羽田行き直行便005便(通常時週7便)と003便(同)は現在5月31日まで運休中。全日空は、羽田行き109便が5月31日まで運休中。成田行き009便は6月1日まで毎週木曜日の週1便を運行。ユナイテッド航空(共同運航の079便)は当面運休となっている。 

 日本航空は、5月31日まで北米12路線全路線を対象に減便し、片道806便の内778便を運休する。減便率は97%。同期間の北米路線の主な運航状況は、羽田ニューヨーク線は62便全便が運休。5月に運航が予定されているのは、シカゴ、ロサンゼルス、バンクーバーの3都市のみで、羽田シカゴ便が土曜と月曜に運航、羽田ロサンゼルスは62便中、金曜、土曜の10便を運航。成田バンクーバー線62便中、土日の一部9便を運航する。5月は計806便中778便が運休、28便を運航する。

 全日空は、新型コロナウイルスの影響に伴う2020年夏季ダイヤ国際線路線・便数を一部変更。ニューヨーク路線以外では、ロサンゼルス成田線を週7便通常運航、シカゴ成田線を週3便運航。今月22日に、5月15日までだった運航事業計画を31日まで延長変更した。国際線の運休・減便数は71路線2535便。国際線の旅客便数は2763便(対象路線72)。