3Dプリントで生産

コロナ予防フェイスシールド
コロンビア大の司書が開始

 コロンビア大学の司書として働き、図書館の3D印刷プログラムを行うマディーハ・ チョクシさんが顔を保護するフェイス・シールドの3Dプリント生産を開始した。チョクシさんは3月19日、ニューヨークプレスビタリアン病院のピエール・エリアス博士から病院スタッフのための防護機器の不足により3Dプリントできるかどうかについて相談され、研究室の許可を得て制作を開始。このフェイスシールドは洗浄・再利用が可能で、使用される材料はすでに国立衛生研究所によって承認されている。

 チョクシさんは3D印刷のスタートアップである「タンジャブル・クリエイティブ」とプリンターメーカー「メーカーボット」の2社にフェイス・シールド制作を依頼、COVID MAKER RESPONSE(CMR)を作り、CMRはタンジャブル・クリエイティブの人件費と材料費をサポートするための寄付を以下のサイトで行っている。寄付はウェブサイトcovidmakerresponse.comから。

 CMRはブロンクス・レバノン病院、エルムハースト病院、ブルックリン・メソジスト病院、マウントサイナイ病院、セントチャールズ病院、ワシントンハイツ病院、モンテフィオーレ・メディカルセンター、ニューヨーク・プレスビテリアン病院用のマスクを製造している。