ジンギスカン北海道祭り

北海道の味を提供する左から笠木さん、金山さん、尾形さん
 北海道名物のジンギスカン料理のプロを招いた米国初の本格的北海道祭りが14日、ロウワー・イーストサイドのヘスター通りの公園で開催された。中心になって出店したのは今春ニューヨークに開店する北海道料理店「ドクター・クラーク(クラーク博士)」。クラーク博士は、北海道大学の前身、札幌農学校の教師で「少年よ大志を抱け(Boys, be ambitious.)」の名言を日本に残した人物として知られる。
 北海道利尻島出身のジンギスカン名人、尾形宗威さんが自家製たれを漬け込んだマトンの肉で500人前の腕を振った。新規開店する北海道料理店ドクター・クラークは、「居酒屋」を経営する金山雄大さんと笠木恵介さん(共に北海道出身者)がプロデュース。当日はバターの効いた帆立めしや焼きトウモロコシ、焼きそばも飛ぶように売れていた。