平和を!ウクライナ侵攻

NYでロシア抗議デモ

 「戦争をやめろ!」「ウクライナに自由と平和を!」ニューヨークの中心地、タイムズスクエアで2月26日、ロシアのウクライナ侵攻に対する抗議デモが展開された。在米ウクライナ人や支援者が集まり、大規模なデモとなった。このような抗議デモは全米各地で展開されており、今後はワシントンDCのホワイトハウスで6日(日)午後2時から、シアトルのシアトルセントラルカレッジで12日(土)午後5時から行われる予定。参加者はウクライナ国旗を持参し、スローガンを掲げることが求められる。救援物資輸送の支援運動も始まった。各地の抗議活動についてはウクライナ系コミュニティー「RAZOM」のHPで確認可能。RAZOM:https://razomforukraine.org

写真)ロシアのウクライナ軍事侵攻に抗議する米国市民たち(2月26日午後1時過ぎ、タイムズスクエアで、写真・三浦良一)

「戦争から助けて」

タイムズスクエアで反戦デモ

 ロシア軍がウクライナに侵攻を開始して1週間。83万人ものウクライナ国民がポーランドなど近隣諸国に戦争難民として流出している。21世紀のこの現代に、超大国が力の論理で独立国を奪い取ろうとする暴挙に全世界が震撼している。

 NYのタイムズスクエアでは侵攻翌日に続き2月26日、数百人の市民が戦争反対を訴え抗議デモに参加した。そこにはウクライナ系市民だけでなく、ロシア系市民たちの顔も。両国の誰もが戦争を望んでいない。いつまで戦火は続くのか。

支援物資を受け付け
ウクライナへ輸送中

 戦況悪化により、ウクライナへの通常パッケージの受け入れは不可となったが、人道援助用のパッケージは東ヨーロッパ、アジアへの専門物流輸送会社MEESTが現地に届けている。受け付けているのは腐りにくい食品(大きな需要!)、男性/女性/子供用の服と靴、保温下着、衛生用品(女性用製品、おむつなど)、毛布、寝具、テーブルウェア(使い捨て)、応急処置および応急処置キット、テント、マットレス、寝袋、ランプ、キャンドル、液体用の容器(水、燃料、容量10〜20リットルの潤滑剤用のキャニスター)

詳細:https://us.meest.com/services/service/compliance